こびとのくつや
「こびとのくつや」というグリム童話をご存じですか?
くわしいあらすじは、この記事の最後に書きますが、年老いた靴屋の代わりに靴を作ってくれるこびとたちと、お礼に小さな洋服を作ってあげる老夫婦の物語です。
この物語の時期は、クリスマス。
真っ赤なブーツの依頼主は?
もう、お礼の服がそっと置いてあることに、こびとたちは気づいているでしょうか。
土台のつくりかた
土台は、パーラービーズ(または、5ミリ径のアイロンビーズ)で作ります。
プレートは、ハート型(大)を写真のように使います。
モチーフのつくりかた
モチーフは、ミニフューズビーズ (または、2.6ミリ径のアイロンビーズ)で作ります。
六角形プレートに、図のように並べて下さい。小さいプレートに、ばらばらに並べてもいいです。
細いところに気を付けてアイロンをかけますが、あとで土台に貼ってしまうので、あまり神経質にならずに。
目には、2ミリ径のビーズをはめてあげます。青でも黒でも、お好みで。
はめ方は、こちらです。
組み立て
まず、土台にひもを通します。アイロンをかけすぎると、穴が小さくなって通しにくくなるので、注意して下さい。
ひもも、なるべく細い方がいいです。これは、綿でできた夏用の毛糸を使いました。100均でも売っています。
最後に、両面テープと、腕など細かい箇所は接着剤でモチーフを貼り付けて、できあがりです。
接着剤は、「多用途」などと表示してある、プラスチックに使えるものを使用してください。
かんたんな飾りかた
「クリスマスのおうち」づくりでも登場した、セリアのひのきブロック12個セット(110円。ダイソーでも、似た商品を少ない個数で売っていました。)。
これを両面テープで裏に貼り付けると、作品をしっかりと立たせることができます。
あらすじ「こびとのくつや」(グリム童話)
昔々、貧しい靴屋の夫婦がいました。
とうとう材料すら買えなくなった夜、最後の一足分の革を用意して、次の日に作ろうと床につきました。
すると、不思議なことに、翌朝には立派な靴ができあがっていて、高い値で売れたのです。
おかげで新しい革を買えた靴屋が、またそれを夜に置いておくと、素敵な靴ができていました。
こうしたくりかえしで、靴屋の暮らしは、すっかり楽になりました。
クリスマスが近づいた晩、靴屋の夫婦は、誰が作ってくれているのか、確かめることにしました。
寝ないで待っていると、なんと手のひらより小さな、はだかんぼのこびとが2人入ってきて、かなづちや針で靴を作り始めたのです。
夫婦はお礼をしたいと思い、こびとのために、小さな帽子と洋服と靴を作りました。
そして、革の代わりに置いておくと、こびとたちは大喜び。
早速プレゼントを身につけて、飛んでいきました。
以来、こびとは2度と現れませんでしたが、靴屋の夫婦は末長く幸せに暮らしました。
おしまい。
はだかんぼではかわいそうなので、作品ではあったかそうな服を着せてあげました。
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