手袋を買いに
新美南吉著『手袋を買いに』は、お読みになった方も多いのではないでしょうか。
帽子屋さんの優しさはもちろんですが、きつねの親子を描く、愛情あふれる文章も魅力です。
このお話は著作権が切れていて、下のリンクの「青空文庫」でも無料で読むことができます。
ここでは、こぎつねが間違えてきつねの手を出すシーンを作ってみました。
「このお手々にちょうどいい手袋を下さい。」
もう片方の手は、肌色の人間の手になっています。
手袋の形に切り取った雪景色は、あったかそうな赤にしてみました。
土台のつくりかた
手袋の形の土台は、パーラービーズのような5ミリ径のアイロンビーズで作ります。
大きなハート型プレートに、この写真のように並べて下さい。
モチーフのつくりかた
こぎつねと雪は、ミニフューズビーズなど2.6ミリ径のアイロンビーズで作ります。
プレートは、六角形または星型です。
水色の部分には、白を置いて下さい。
また、目の場所には、実際には黄色を置いて、あとから2ミリ径の目玉をはめて下さい。
目玉のはめ方は、こちら。
組み立て
細いところが折れないように気をつけながら、接着剤(プラスチックに使えるもの)で土台に貼ります。
モチーフを置く位置や角度によっても、雰囲気が変わります。あれこれ試して、「かわいい!」を見つけて下さいね。
お願い
私の図案をお使いいただく際は、
①商用利用(販売、YouTube・アフィリエイトサイトへの投稿など)
②ご自身のオリジナルであるかのような誤解を招く行為
は、ご遠慮下さい。
SNSやブログへの投稿では、「図案はめーぷる」のように書き添えていただけると、トラブル防止になるかと思います。
どうかよろしくお願いいたします。
赤ずきん
『赤ずきん』といえば、オオカミにおばあちゃんが食べられちゃったり、よく考えるとこわいお話。
でも、ここでは、お花に囲まれて楽しそうな赤ずきんちゃんを作ります。
2種類ありますが、どちらも、大きな六角形または星型プレートを使います。
A 半円タイプ
立てかけて、気軽に飾れます。
B リースタイプ
吊るして飾ることができます。
モチーフのつくりかた(AB共通)
ミニフューズビーズのような、2.6ミリの小さいアイロンビーズで作ります。下の図のように並べて下さい。
青い屋根のおうちは、Bのリースタイプだけで使います。
赤ずきんの目には、2ミリ径のビーズをはめて下さい。
はめ方はこちらです。
Aの土台のつくりかた
パーラービーズのような、5ミリのアイロンビーズを使います。水色のところには、白いビーズを置いて下さいね。
Bの土台のつくりかた
こちらも、5ミリのアイロンビーズを使用します。水色の部分には、白いビーズを置いて下さい。
外側の円の部分については、下の記事で、簡単な作り方をご紹介しています。
組み立て
土台にモチーフを貼ります。両面テープか、プラスチック可の接着剤を使います。
吊るす場合は、テグスか細いひもを一番上のビーズの穴に通します。
いかがでしたか?
赤ずきんを好きなキャラクターに変えたり、リースを変形させたりしても楽しいですね。
▼ 赤毛のアン
▼『魔法ものがたり』のブリスタル(クリス・コルファー著)
お願い
私の図案をお使いいただく際は、
①商用利用(販売、YouTube・アフィリエイトサイトへの投稿など)
②ご自身のオリジナルであるかのような誤解を招く行為
はご遠慮下さい。
SNSやブログへの投稿では、「図案はめーぷる」のように書き添えていただけると、トラブル防止になるかと思います。
どうかよろしくお願いいたします。
基本のお花のリース
いろいろな作品に使える、「お花のリース」です。
大きな六角形か、星型プレートを使います。
つかいかた
これだけでも意外と丈夫なのですが、まんなかをうめたり…
つなぐビーズ(水色)を2つにして、モチーフを貼る幅を広げたり…
(この作品のつくりかたはこちら)
半分にして下をつないだり…
デザインをかねて、補強されるとよいと思います。
つくりかた
ここでは、大きな星型プレートを使った楽しいつくりかたをご紹介します。大きさがぎりぎりなので、必ずこの写真と同じ位置に並べて下さい。
六角形プレートで作る場合、スペースには余裕がありますが、最初の6個を置く位置に注意して下さい。
①白、黄色、きみどり以外の目立つ色を6個、写真の位置に置きます。(ビーズとビーズの間は、7つあいています。)
②白と黄色を使って、それぞれをお花の形にします。
③きみどりを2個ずつ置きます。
④きみどりの間に、黄色を置きます。
⑤黄色を白で囲みます。
⑥最初に置いたビーズ(写真では青)を白に取りかえたら、できあがりです。
お好きなモチーフを貼りつけて、すてきなリースを完成させて下さいね。
さいごに
私の図案をお使いいただく際は、
①商用利用(販売、YouTube・アフィリエイトサイトへの投稿など)
②ご自身のオリジナルであるかのような誤解を招く行為
はご遠慮下さい。
SNSやブログへの投稿では、「図案はめーぷる」のように書き添えていただけると、トラブル防止になるかと思います。
というお願いをいつもならするのですが、この「 お花のリースの部分」に関してはごく基本的なデザインですので、商用かどうかに関係なく、ご自由にお使い下さい。
ただし、例にあげた作品の図案には、著作権があります。よろしくお願いいたします。
クリスマスの夜空
夜空をかけるサンタさんとトナカイさん。
六角形の大きなプレートで作ります。
土台のつくりかた
土台には、パーラービーズなど、5ミリ径のアイロンビーズを使います。
下の水色の部分には、白いビーズを置いて下さい。
並べ方は、意外と単純。
てっぺんからスタートして、右下へ1,2,3と進んだら右に折れ曲がり、また1,2,3と進んだら折れ曲がり…
ときどき全体の形を確認して、曲がる角度に注意すれば簡単です。
走っているトナカイのつくりかた
ミニフューズビーズのような、小さいビーズ(2.6ミリ径)で作ります。
アイロンをかけたら、目の位置に2ミリ径のビーズをはめてあげて下さい。
目のはめ方は、こちらです。
そりに乗ったサンタさんのつくりかた
これも、2.6ミリ径の小さいアイロンビーズで作ります。
そりの先が割れやすく…見本も割れていますね(笑)
あとから土台に接着するので大丈夫ですが、透明ビーズをはさんで補強しておいてもよいかもしれません。
サンタさんも、目にビーズをはめます。
雪の結晶のつくりかた
これも、ミニフューズビーズです。
こちらの記事の「雪の結晶A」と「雪の結晶BまたはC」を作りますが、ほかに、好きな形を考えてもいいですね。
組み立て
写真を参考にして、土台にモチーフを貼りつけます。
この作品の場合は、両面テープよりも接着剤(「多用途」などと表示のある、プラスチック可のもの)で貼る方がいいと思います。
雪の結晶や、つの、そりなどの細いところには、すみずみまで丁寧に塗って下さい。
見本では、雪に見立てて、土台の三か所に白いパールビーズ(4ミリ径)をはめてありますが、なくてもいいと思います。はめ方は、目玉と同じです。
モチーフの位置を決めたら、それを貼る前にパールビーズをはめます。
私のように、モチーフを貼ってから思いつきではめると、ところどころ破損するかもしれません。
トナカイの体にひも(金や銀とか)をかけて、サンタさんの手とつないだり、土台を大きくしてトナカイの数を増やしたりもできそうです。
幼いころから夢見てきたシーンを、楽しく表現してみて下さい。
お願い
私の図案をお使いいただく際は、
①商用利用(販売、YouTube・アフィリエイトサイトへの投稿など)
②ご自身のオリジナルであるかのような誤解を招く行為 はご遠慮下さい。
SNSやブログへの投稿では、「図案はめーぷる」のように書き添えていただけると、トラブル防止になるかと思います。
どうかよろしくお願いいたします。
こびとのくつや
「こびとのくつや」というグリム童話をご存じですか?
くわしいあらすじは、この記事の最後に書きますが、年老いた靴屋の代わりに靴を作ってくれるこびとたちと、お礼に小さな洋服を作ってあげる老夫婦の物語です。
この物語の時期は、クリスマス。
真っ赤なブーツの依頼主は?
もう、お礼の服がそっと置いてあることに、こびとたちは気づいているでしょうか。
土台のつくりかた
土台は、パーラービーズ(または、5ミリ径のアイロンビーズ)で作ります。
プレートは、ハート型(大)を写真のように使います。
モチーフのつくりかた
モチーフは、ミニフューズビーズ (または、2.6ミリ径のアイロンビーズ)で作ります。
六角形プレートに、図のように並べて下さい。小さいプレートに、ばらばらに並べてもいいです。
細いところに気を付けてアイロンをかけますが、あとで土台に貼ってしまうので、あまり神経質にならずに。
目には、2ミリ径のビーズをはめてあげます。青でも黒でも、お好みで。
はめ方は、こちらです。
組み立て
まず、土台にひもを通します。アイロンをかけすぎると、穴が小さくなって通しにくくなるので、注意して下さい。
ひもも、なるべく細い方がいいです。これは、綿でできた夏用の毛糸を使いました。100均でも売っています。
最後に、両面テープと、腕など細かい箇所は接着剤でモチーフを貼り付けて、できあがりです。
接着剤は、「多用途」などと表示してある、プラスチックに使えるものを使用してください。
かんたんな飾りかた
「クリスマスのおうち」づくりでも登場した、セリアのひのきブロック12個セット(110円。ダイソーでも、似た商品を少ない個数で売っていました。)。
これを両面テープで裏に貼り付けると、作品をしっかりと立たせることができます。
あらすじ「こびとのくつや」(グリム童話)
昔々、貧しい靴屋の夫婦がいました。
とうとう材料すら買えなくなった夜、最後の一足分の革を用意して、次の日に作ろうと床につきました。
すると、不思議なことに、翌朝には立派な靴ができあがっていて、高い値で売れたのです。
おかげで新しい革を買えた靴屋が、またそれを夜に置いておくと、素敵な靴ができていました。
こうしたくりかえしで、靴屋の暮らしは、すっかり楽になりました。
クリスマスが近づいた晩、靴屋の夫婦は、誰が作ってくれているのか、確かめることにしました。
寝ないで待っていると、なんと手のひらより小さな、はだかんぼのこびとが2人入ってきて、かなづちや針で靴を作り始めたのです。
夫婦はお礼をしたいと思い、こびとのために、小さな帽子と洋服と靴を作りました。
そして、革の代わりに置いておくと、こびとたちは大喜び。
早速プレゼントを身につけて、飛んでいきました。
以来、こびとは2度と現れませんでしたが、靴屋の夫婦は末長く幸せに暮らしました。
おしまい。
はだかんぼではかわいそうなので、作品ではあったかそうな服を着せてあげました。
お願い
私の図案をお使いいただく際は、
①商用利用(販売、YouTube・アフィリエイトサイトへの投稿など)
②ご自身のオリジナルであるかのような誤解を招く行為 はご遠慮下さい。
SNSやブログへの投稿では、「図案はめーぷる」のように書き添えていただけると、トラブル防止になるかと思います。
どうかよろしくお願いいたします。